Posted by なば - 2010.10.24,Sun
さぁーって作り始めるぞ!ニキシー管時計!
時計だ!レトロだ!男の浪漫だ!
でも、その前に。
私がカバーを描いております「空の彼方3」が25日に発売します!
ソラとシャインと多くの仲間達の最後の物語です。
私が初めて描いた物語の、最後の物語です。
蒼い花が目印です。
どうぞ、よろしくお願いします。
さて、自分で書いててちょっとシンミリしちゃった。
テンション上げてニキシー管製作記行きます!
ニキシー管というのをご存じでしょうか。
ネオンガスを満たした真空管に数字や文字を象った線を通し、それを光らせることで文字を浮かび上がらせるデバイスです。
7セグメントディスプレイの登場で衰退してしまいましたが、その優しい光は今でも多くの愛好者がいるのも事実。
今回はそのニキシー管を使い、時計を作ってやらぁコラァ!というわけです。
というわけで一番最初に困ったのがニキシー管の入手。
なにしろ20年も前に全ての会社で生産終了しています。
私が生まれた時にはほどんどなかったっつーことですな。
まぁコノテのものは聖地に行けば何とかなるだろうと思い、レッツ秋葉原。
……にゃい。
電気パーツ屋はある程度行ったことのある私ですが、真空管は分野が違いすぎて全然見つからない。
ラジオデパートの真空管屋のお兄さんに聞いたけど、最近は全然見ないとのこと。
ネットで調べて「小沢電気商会」という店ならあるかもしれないという事を知り、そこへ。
っこ、これは。
いや、この店の様子を正確に説明できる人がいたら手を上げて欲しい。
小説家として転身することをオススメする。
それくらい説明が難しい店でした。
まず、うす暗い。はっきり言ってブキミ。
人が横向いてもすれ違えない店内には古今東西何千という電子部品で埋め尽くされている。
はっはー。電子パーツがゴミのようだ!
店前に放り出されているものもあれば、ガラスケースにはいっている謎の物体もある。
しかし、秋月だろうが千石だろうが高架下だろうが我がもの顔で入れる私が、あまりにも圧倒されてしまいました。
一見さんお断り臭がハンパない。
その辺のパーツ屋、ジャンク屋と比べて、客の質も違う気がします。
そんなこんなで躊躇していたところ、店主に話しかけられました。
話してみると意外と優しげ。見た目は超越者だけど。
ニキシー管のことを尋ねるととりあえず在庫はあるとのこと。
でも、私が欲しかったのと違い数字を上から見るタイプ。残念。しかも一本1500円は高い…。
仕方なく電子パーツだけ買って帰宅。
ネットで一本600円のニキシー管を買いましたとさ。
で、ニキシー管は手に入った。
あとはこれでどうゆう時計を作るかなのですが、
前の日記で
JJY電波受信機能を付けるよ!
と書いたものの、電波受信用のICが見つからない(´・ω・`)にょろーん。
売っているはずの店でも売り切れって言われた。
ま、まぁ、それは外部に後付けできるようにして、今は
1)時計機能
2)温度計機能
3)光検知で部屋が暗くなると自動的に光量を落とす機能
あたりで勘弁してあげるわ!
まずは電源の製作です。
ニキシー管は150~200Vくらいで光るので、家庭用電源では無理です。(電流は少なくなくていいので、消費電力はあまり高くないです)
なので、電源には昇圧機能をつけましょう。
いろいろ調べたのですが、200Vに昇圧するトランスとブリッジ回路ICとか買うと意外と高くなる…。
というか、200Vて変に失敗したら死ぬ。
というわけで、昇圧回路はnixie-tube.com様で買いました。
これは12VACアダプターからの入力を200Vと制御回路用の5Vに分けて出力してくれます。
う~む。便利。
そして、組立てみたところ。

キター!
おっしゃあ!どんどんいきますよー!
と言いたいとこですが、これからはキットとか使わずオリジナル回路でいくため、ちょっと時間かかるかも。
時計だ!レトロだ!男の浪漫だ!
でも、その前に。
私がカバーを描いております「空の彼方3」が25日に発売します!
ソラとシャインと多くの仲間達の最後の物語です。
私が初めて描いた物語の、最後の物語です。
蒼い花が目印です。
どうぞ、よろしくお願いします。
さて、自分で書いててちょっとシンミリしちゃった。
テンション上げてニキシー管製作記行きます!
ニキシー管というのをご存じでしょうか。
ネオンガスを満たした真空管に数字や文字を象った線を通し、それを光らせることで文字を浮かび上がらせるデバイスです。
7セグメントディスプレイの登場で衰退してしまいましたが、その優しい光は今でも多くの愛好者がいるのも事実。
今回はそのニキシー管を使い、時計を作ってやらぁコラァ!というわけです。
というわけで一番最初に困ったのがニキシー管の入手。
なにしろ20年も前に全ての会社で生産終了しています。
私が生まれた時にはほどんどなかったっつーことですな。
まぁコノテのものは聖地に行けば何とかなるだろうと思い、レッツ秋葉原。
……にゃい。
電気パーツ屋はある程度行ったことのある私ですが、真空管は分野が違いすぎて全然見つからない。
ラジオデパートの真空管屋のお兄さんに聞いたけど、最近は全然見ないとのこと。
ネットで調べて「小沢電気商会」という店ならあるかもしれないという事を知り、そこへ。
っこ、これは。
いや、この店の様子を正確に説明できる人がいたら手を上げて欲しい。
小説家として転身することをオススメする。
それくらい説明が難しい店でした。
まず、うす暗い。はっきり言ってブキミ。
人が横向いてもすれ違えない店内には古今東西何千という電子部品で埋め尽くされている。
はっはー。電子パーツがゴミのようだ!
店前に放り出されているものもあれば、ガラスケースにはいっている謎の物体もある。
しかし、秋月だろうが千石だろうが高架下だろうが我がもの顔で入れる私が、あまりにも圧倒されてしまいました。
一見さんお断り臭がハンパない。
その辺のパーツ屋、ジャンク屋と比べて、客の質も違う気がします。
そんなこんなで躊躇していたところ、店主に話しかけられました。
話してみると意外と優しげ。見た目は超越者だけど。
ニキシー管のことを尋ねるととりあえず在庫はあるとのこと。
でも、私が欲しかったのと違い数字を上から見るタイプ。残念。しかも一本1500円は高い…。
仕方なく電子パーツだけ買って帰宅。
ネットで一本600円のニキシー管を買いましたとさ。
で、ニキシー管は手に入った。
あとはこれでどうゆう時計を作るかなのですが、
前の日記で
JJY電波受信機能を付けるよ!
と書いたものの、電波受信用のICが見つからない(´・ω・`)にょろーん。
売っているはずの店でも売り切れって言われた。
ま、まぁ、それは外部に後付けできるようにして、今は
1)時計機能
2)温度計機能
3)光検知で部屋が暗くなると自動的に光量を落とす機能
あたりで勘弁してあげるわ!
まずは電源の製作です。
ニキシー管は150~200Vくらいで光るので、家庭用電源では無理です。(電流は少なくなくていいので、消費電力はあまり高くないです)
なので、電源には昇圧機能をつけましょう。
いろいろ調べたのですが、200Vに昇圧するトランスとブリッジ回路ICとか買うと意外と高くなる…。
というか、200Vて変に失敗したら死ぬ。
というわけで、昇圧回路はnixie-tube.com様で買いました。
これは12VACアダプターからの入力を200Vと制御回路用の5Vに分けて出力してくれます。
う~む。便利。
そして、組立てみたところ。
キター!
おっしゃあ!どんどんいきますよー!
と言いたいとこですが、これからはキットとか使わずオリジナル回路でいくため、ちょっと時間かかるかも。
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Posted by なば - 2010.09.04,Sat
つーわけで!遅れました!ヘッドホンアンプ!完成編!でっす!
これが裏です。余計な配線はみんな裏に隠しました。この為に電池ボックスの裏には余計な隙間を作っておきました。
おおざっぱですが、基本的に赤が電源、黒がGNDになります。
でもって、これが表。
裏に配線を集めたのは、簡単に電池の交換ができるようになんです。
後ろにちょこんとあるのがスイッチです。
本当はもっとかっこいいスイッチにしたかったのですが、その辺に転がっている部品の中にはこいつしか二回路スイッチがなかったのさ…。
そして!
完成!!
かっけえぇぇぇえ!
と自画自賛。
音質のほうも単純な回路の割には上々。
次作るとしたら、低音に力を入れた中二仕様のもありかも。
ここまで見てくれた方、ありがとうございました!
Posted by なば - 2010.08.22,Sun
さて、回路が出来たのでお次はボックスの制作です。

ボックスは秋月電商で売っていたアルミボックスを選択しました。
ボリューム等を付ける穴を開けます。
アルミの裏側からハイドゲージで穴を空ける場所に印を付ける
↓
ドリルがブレないようにポンチを叩く
↓
ドリルで穴開け
↓
リーマーで穴を拡張
といった流れです。
ちょっと慎重過ぎた感がありますが、穴の位置をミスったたり、変な穴になってしまうと非常に残念なので…。
金属はCGイラストと違って、「ctrl+Z」(戻る)ができないしね。

穴ピッタリ!
ヤベェ!かっこいい!
中央にあるのがボリューム、右下のがヘッドホン出力、右上が電源確認用のLEDです。

配置もバッチシ!いい感じ。
次は配線して完成です!
でも、ちょっと絵の仕事と大学の関係で次は遅くなるかもです。
ボックスは秋月電商で売っていたアルミボックスを選択しました。
ボリューム等を付ける穴を開けます。
アルミの裏側からハイドゲージで穴を空ける場所に印を付ける
↓
ドリルがブレないようにポンチを叩く
↓
ドリルで穴開け
↓
リーマーで穴を拡張
といった流れです。
ちょっと慎重過ぎた感がありますが、穴の位置をミスったたり、変な穴になってしまうと非常に残念なので…。
金属はCGイラストと違って、「ctrl+Z」(戻る)ができないしね。
穴ピッタリ!
ヤベェ!かっこいい!
中央にあるのがボリューム、右下のがヘッドホン出力、右上が電源確認用のLEDです。
配置もバッチシ!いい感じ。
次は配線して完成です!
でも、ちょっと絵の仕事と大学の関係で次は遅くなるかもです。
Posted by なば - 2010.08.13,Fri
大学の研究やら何やらに煮詰まりまして、ふとネットサーフィンをしている時に辿りつきしは「ヘッドホンアンプ」
ほうほう…ヘッドホンアンプとな。
どうやらヘッドホンの音質が上がるらしいのですが、細かいことがわかりません。
しかし、暇つぶしにはなりそうだ!
工作道具なら研究室に一通り揃ってるし、やってみますか!
というわけで、久々のもの作り製作記!
『ヘッドホンアンプ編』です。
今回はnabeの雑記帳様で紹介されているいる「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ」の簡易型を参考に、外部電源(USB)で動くような回路を組んでみます。

オペアンプには音質がいいらしいLME49721を使用しまして、+電源と-電源を作るために抵抗とコンデンサによって分圧回路を組んであります。
そして、基盤加工機でいざ、制作!!

おお、ちょっとかっこいい。そして小さい。
小さいは正義。
回路が出来たので、こいつがちゃんと音がなるか実験
スイッチオン!
コンデンサは爆発しない(±間違えると爆発する)
セーフ
肝心の音質h……

なんだこの音!
なんだこのノイズ!
どうした!どうしてこうなった!
あーでもない、こーでもないと原因を探りましたが、原因が分からない。
そして、1つの答えに辿りつきました。
「電源が悪いんじゃね?」
自分のUSBを引っこ抜いて、電池ボックスに接続。
ノイズ、のらなーい。つーか、いい音ー。
……なるほど。
いままでマイコンやら何やらを扱ってきてので、ノイズなんかとは無関係に生きて来ましたが、これは盲点だった。
その後も別のPCやら何やらで試して見ましたが、ノイズがのるPCと乗らないPCがある。音質自体ももPCによって違ってるっぽい。
後にヘッドホンアンプに詳しい先輩に聞いてみたら、これは「アタリマエ」らしいです。
アンプは電源に超左右されるとのこと。
にゃるほどなぁ。
しかたがないので、電池による内部電源に路線変更。
なにはともあれ回路はできた!次はボックスの制作です!!
ほうほう…ヘッドホンアンプとな。
どうやらヘッドホンの音質が上がるらしいのですが、細かいことがわかりません。
しかし、暇つぶしにはなりそうだ!
工作道具なら研究室に一通り揃ってるし、やってみますか!
というわけで、久々のもの作り製作記!
『ヘッドホンアンプ編』です。
今回はnabeの雑記帳様で紹介されているいる「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ」の簡易型を参考に、外部電源(USB)で動くような回路を組んでみます。
オペアンプには音質がいいらしいLME49721を使用しまして、+電源と-電源を作るために抵抗とコンデンサによって分圧回路を組んであります。
そして、基盤加工機でいざ、制作!!
おお、ちょっとかっこいい。そして小さい。
小さいは正義。
回路が出来たので、こいつがちゃんと音がなるか実験
スイッチオン!
コンデンサは爆発しない(±間違えると爆発する)
セーフ
肝心の音質h……
なんだこの音!
なんだこのノイズ!
どうした!どうしてこうなった!
あーでもない、こーでもないと原因を探りましたが、原因が分からない。
そして、1つの答えに辿りつきました。
「電源が悪いんじゃね?」
自分のUSBを引っこ抜いて、電池ボックスに接続。
ノイズ、のらなーい。つーか、いい音ー。
……なるほど。
いままでマイコンやら何やらを扱ってきてので、ノイズなんかとは無関係に生きて来ましたが、これは盲点だった。
その後も別のPCやら何やらで試して見ましたが、ノイズがのるPCと乗らないPCがある。音質自体ももPCによって違ってるっぽい。
後にヘッドホンアンプに詳しい先輩に聞いてみたら、これは「アタリマエ」らしいです。
アンプは電源に超左右されるとのこと。
にゃるほどなぁ。
しかたがないので、電池による内部電源に路線変更。
なにはともあれ回路はできた!次はボックスの制作です!!
Posted by なば - 2009.12.19,Sat
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